明石市は近畿地方の中部、兵庫県の南部の明石海峡に面する都市で、兵庫県東播磨県民局に区分されており、中核市に指定されています。
そんな明石市の魚住は海沿いの町で、瀬戸内海を臨んでいます。
今回は、明石市魚住の魅力と、海沿いに住む時の注意点と対策をまとめてみました。
明石市魚住の海沿いに住む!海沿いに住む魅力
海沿いに住む魅力は、なんといってもその景観に恵まれていることです。
広々と開けた海沿いを散歩する喜びは、他の何にも代えがたいものがあります。
明石市魚住町には海沿いに住吉公園があり、その中に住吉神社があります。
明石市市内には数社の住吉神社がありますが、その代表とされるのが当社です。
伝承によると、播磨灘で暴風雨が起こったため、日本の第14代天皇・仲哀天皇の皇后である神功皇后が魚住に避難し、住吉大神に祈願をすると暴風雨がおさまったということです。
この公園の海沿いには、船の安全を見守るために設置された灯台を兼ねる石灯篭があり、そこを通り抜けると一面に海が広がります。
海沿いの防風林として塩害に強い松の木が植えられており、その横を散歩できるようになっています。
明石市魚住の海沿いに住む!海沿いならではの塩害と対策
海沿いはその景観が素晴らしいため、不動産としても人気が高いといえますが、注意しなければならないのは塩害です。
塩害は、風に運ばれた海水があらゆるものに付着することで、塩分による腐敗を発生させるというもの。
特に植物にダメージを与えたり、鉄筋建築物でできた構造物や建造物などは塩分によって錆びてしまいます。
建物の場合、錆びると鉄骨の体積が膨張することになるため、内側からコンクリート部分を圧迫することになります。
そして、最終的にはコンクリートのひび割れ、はげ落ち、ひどくなると倒壊につながっていくこともあります。
また、建物だけではなく、金属がサビてしまうので、自転車や自動車などにも注意が必要となります。
もちろん、塩害への対策方法はたくさんあり、自動車や自転車などは通常の仕様よりも塗装されている薬品の種類が違っているような、塩害に強いものをあらかじめ購入することで、ある程度対策することは可能です。
とはいえども日頃のメンテナンスは重要で、風が強い日や台風が通り過ぎたあとは、塩がついたものを水で洗い流すことで、塩害を最小に抑えることができます。
まとめ
住吉神社が立つ明石市魚住の海沿いは、大変魅力のある土地です。
その海の景観を楽しめる海沿いの暮らしですが、塩害には十分な対策が必要であることも忘れないようにしましょう。
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